E101/102 越前剣・王分隊 防御1
作戦案
【地形】
≪山林≫
≪山林≫
- 周囲の森や林、くぼ地に身を隠す
- 土や枝、葉っぱをかぶせて偽装する。
- 枝葉などを使って偽装するときはなるべく自然な模様になるようにする。
- 偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。
- 偽装用ネットを使う。
- 鎧に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
- 地形を利用して遮蔽物にする
【装備】
- 鎧の手入れは怠らない。
- 使える装備は何でも使う
- 剣を持って相手の動きを妨げ、盾で防御を行う
- 盾を必ず携行し、相手の視界を妨げ攻撃を受け止める
【体術】
- 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。
- 開けた場所では常に馬を走らせる。
- 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする
- 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。
- 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。
- 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。
- 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする
- 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ
- 部隊員と死角を補い合う
- 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
- 相手の勢いや距離、間合いを意識する
- 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
- 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する
- 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する
- 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。
- 敵の目の動きから回避動作を選択する
- 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う
- 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。
≪対白兵防御≫
- 攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。
- 攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す
- 一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る
- 複数に囲まれた場合、包囲の薄い所を一点突破して、常に前面に敵を置くようにする
- 複数に囲まれて包囲を突破できない場合、同士討ちを誘うように立ち回り、敵をけん制する。
≪対爆発防御≫
- 敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る
- (爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく
≪オペレーターとの連携による防御と回避≫
- オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する
- オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある
- オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる
- オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている
- オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている
応援
SS・イラスト
先手を取られた。
無理もない。ギーク部隊をかばいながらの降下作戦、そして行軍。敵からみれば位置は駄々漏れもいいところだった。
だから今、こうして、敵の攻撃を受けている。
無理もない。ギーク部隊をかばいながらの降下作戦、そして行軍。敵からみれば位置は駄々漏れもいいところだった。
だから今、こうして、敵の攻撃を受けている。
「おい! お前『王』だろ? この状況なんとかしてみせろよ!」
自棄気味に夜薙が叫ぶ。
「ええ。だから夜薙さん、今は時間を稼いで・・盾となって!」
「一人で逃げんじゃねーぞ、畜生!」
「冗談でもそういう事は言わないで! 『契約』を忘れたの? なに、こちらのターンはすぐに来ますよ。それまでの辛抱!」
剣戟の音が響く。
「剣」達が殿となって、「王」達を守る。転進、転進。
自棄気味に夜薙が叫ぶ。
「ええ。だから夜薙さん、今は時間を稼いで・・盾となって!」
「一人で逃げんじゃねーぞ、畜生!」
「冗談でもそういう事は言わないで! 『契約』を忘れたの? なに、こちらのターンはすぐに来ますよ。それまでの辛抱!」
剣戟の音が響く。
「剣」達が殿となって、「王」達を守る。転進、転進。
「あてはあるんだ。あの歴史を繰り返すなら、そろそろ・・・隙ができるはず!」