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ライフサイエンスの禁止、及び科学と宗教の有識者による会議開催に関する御触書

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ライフサイエンスの禁止、及び科学と宗教の有識者による会議開催に関する御触書


越前藩国藩王 セントラル越前、ここに記す。

越前藩国の最近を鑑みるに、蟲の開発やウェンディの誕生、フェアリーなど様々なテクノロジーの恩恵を大きく
受ける場面が増えてきたと思える。
だが、いたずらに命の根幹を操る技術をもてあそぶ事は後々大きな憂いとなることはかつての竜災を持って思い
知るに十分であり、翻って今の越前藩国においては、今や濫用の域に達しつつあると判断した。

ライフサイエンスは暮らしを便利なものに変える反面、我らの心を侵し、蝕み、我々を我々たらしめる要素を
失わせていく側面も持ち合わせていることを忘れてはならない。

藩国における婚姻率や計算資源への需要等、やむを得ない事情があることは理解しているが、これ以上の容認・黙認
は藩国の滅亡、引いては帝國の情報セキュリティ陥落に繋がると判断した。

故に、我が、そして我らが越前藩国に対して以下の通り定めるものである。

一、フェアリーへの生体パーツ(クローン由来、人間由来問わず)移植を固く禁じる。
一、クローンパーツ接合フェアリーについては没収は行わないが、順次機械部品への換装を命ずる。
一、クローンによる生体パーツ部品について、医療用移植以外の利用を改めて禁じる。
一、生体部を含む蟲の開発・製造・利用を禁じる。特に自己増殖可能な蟲は既存生態系との混淆・影響が懸念される
ことから、特に厳罰をもってあたる。


また、これらライフサイエンスの使用とこれらの技術が孕んでいる問題について、科学技術面での議論はこれまで
広く行われてきたことと思う。
これらの努力を否定する訳ではないが、我々を我々足らしめる要素、すなわち心の問題が置き去りにされてきたことは
否めないと考え、特に宗教や信仰に厚い愛鳴之藩国・神聖巫連盟に対し、科学技術と宗教のそれぞれの有識者による
倫理面での問題提起とその解決を探るための会議を開催し、参加を要請するものである。

我が、そして我らが越前藩国からも科学者を中心に選定し、最初から互いに否定しあうのではなく、あくまでも
理と心に基づく話し合いをしていきたい。

反対意見など、多くあると思うが、より良き未来を求めるため、協力を要請するものである。

なお、藩国内、および各国代表者の会議参加にかかる費用は越前藩国が負担するものである。


以上。

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